カード使い、曲に合わせ

“What is this?”

   これは、なに?

“What is that?” “I don’t know.” 

   あれは、なに?          わかりません。

きょうだいを受け持つことがあります。おねえちゃんのトモちゃんは5つ。
おうちでは、おとうとの先生になって、マイキーと学んだ英語を、3つになるヒロシ君に教えているそうです。
月ごとの英語が書かれた12枚のカードを手に、1月から順に、January(ジャニュアリ)、
February(フェブラリ)、March(マーチ)と歌いながら教えます。
節はおなじみの「十人のインディアン」です。
時にはカードを裏返して「4月」なら、April(エイプリル)というふうに。
お母さんによると、とてもやさしい、すてきな先生だそうです。

(お父さん、お母さんへ)

子どもの自然な好奇心を大切に、新しい言葉を覚えてもらうのに、
「What is this?」(ファットイズ ディス)と尋ねるだけならテストと変わりません。

もっと「子どもを中心に置いて」(student‐centered、スチュデント・センタード)です。
例えば、子どもたちの目の前で、動物の絵を描いたカードを繰り、裏返しにして1枚を取り出します。
そこで「What is this?」先生も分からないので、本当の意味での問い掛けです。
私だけ、そっと見ます。子どもたちは目を輝かせて答えを探し始めます。

そして、あらかじめ勉強した「Is it big?」(イズイット ビッグ)、
「Is it small?」(スモール)などを使ってヒントを探り出します。

そんな中で大切なのが「I don’t know.」(アイドン ノウ)と言えること。
立派な答えです。黙り込むのはいけません。